
企業としては上手くインスタグラマーを活用しインフルエンサーマーケティングを行えば、大きなマーケティング効果が見込めます。
今回はインフルエンサーマーケティングを検討している企業向けに、Instagramでインフルエンサーマーケティングを行うメリットや注意点などを解説していきます。
Instagramとは

きれいな画像が多数投稿されるSNSとして知られ、2017年には「インスタ映え(インスタで映える画像を指す)」が流行語大賞になるなど、数々の話題のネタになっています。
ちなみに動画も投稿可能で、動画関係の投稿も人気を集めています。
Instagramでインフルエンサーマーケティングを行うメリット

- インスタグラマーの認知度やノウハウを活かせる
- 購買における影響力が高い
- 効果測定がしやすい
インスタグラマーの認知度やノウハウを活かせる

インスタ映えしそうなきれいな画像や動画を作成してアップロードしなければいけませんし、投稿は定期的に続ける必要があります。ノウハウがないとあれやこれやといろいろ試しながら、かなりの時間を浪費することになります。
インスタグラマーはすでにフォロワーをたくさん獲得しているので、認知度が最初から高いです。さらにフォロワー獲得の中でどうすればインスタ映えしてバズるのか、という一連のノウハウを蓄えているので、協力してもらえば効率的にマーケティングを行えます。
たとえるならば、自社の商品やサービスを大型ショッピングモールで宣伝してもらうような感じでしょうか。
購買における影響力が高い

若い女性はお気に入りのインスタグラマーが紹介していた化粧品を買いやすい傾向にありますし、男性もカタログ代わりに家電などの情報をInstagramで確認する習慣がついています。ですからインスタグラマーに自社商品やサービスの宣伝を行ってもらえれば、それだけ自社の収益向上につながるでしょう。
効果測定がしやすい

たとえばInstagram公式は、インサイト機能を提供しています。インサイト機能では
- フォロワーの性別や年齢
- エンゲージメント獲得数
- 時間によるフォロワー数の推移
こういった項目を細かく調べられます。
インフルエンサーマーケティングでは、キャンペーン投稿発信後の反響を分析ツールで数値化し、効果確認を行って改善点などを洗い出す作業も必要です。Instagram公式のインサイト機能などを使えば、簡単にどのくらい投稿に効果があったかを数値化し次のインフルエンサーマーケティングに活かせます。
Instagramでインフルエンサーマーケティングを行う際の注意点

- ステマにならないよう配慮を行う
- 基本はインスタグラマーに作業を任せる
ステマにならないよう配慮を行う

Instagramは最近ステマの温床になっており、自発的に商品を購入したり、サービス利用したように見せかけて実は裏でクライアントから報酬や物品などを受け取っていたというケースが増えています。PRにもかかわらず投稿内にそれをはっきり記載しなかった場合はステマ扱いになり、最悪の場合インフルエンサーだけでなくタイアップ企業の大きなイメージダウンにもつながります。
またインフルエンサー側のインターネットに関する知識が乏しく、ステマを意識せずに投稿を発信してしまい炎上するケースもあります。
インフルエンサーマーケティングを行う際はインフルエンサー側にPR記載を忘れないよう働きかけ、ポリシーに則った適切な投稿を心がけるようにしましょう。
基本はインスタグラマーに作業を任せる

企業からの意見が反映され過ぎた投稿は、全体的に面白くない傾向があります。インスタグラマーの投稿にユニーク性が欠けていると、「面白くない」としてユーザーからの評価が下がります。結果的にいくらインスタグラマーの人気があっても、上手く拡散されずマーケティングが失敗してしまう可能性もあります。
実際化粧品メーカーとのタイアップ投稿で商品紹介をし過ぎて独自性がなくなり、マーケティングに失敗したインフルエンサーなども存在します。
インフルエンサーマーケティングではステマ防止など最低限の対策を行った上で、基本的な投稿内容の作成などはインスタグラマーに任せてしまうのが成功するためのポイントです。
まとめ

Instagramでインフルエンサーマーケティングを行うと、インスタグラマーの認知度やノウハウを活かしてマーケティングに活用できます。ただしステマ扱いになる投稿は避け、基本はインスタグラマーに作業を任せる必要がある点には注意しましょう。
ぜひInstagramで、インフルエンサーマーケティングを成功させてください。